格安SIMの中ではドコモ系格安SIMよりUQモバイルとワイモバイルが圧勝

UQモバイルを運営会社するUQコミュニケーションズ株式会社はau KDDIの子会社になります。auと関係が深く、回線の増強がしやすいので、格安simの中では非常に高速で安定したデータ通信ができます。

ワイモバイルは、回線を他社から借りているMVNOと違い、独自の回線があります。ソフトバンクが買収した旧イー・モバイルとウィルコムを統合したブランドで、ソフトバンクのサポートを備えた回線になります。

そのため、ソフトバンクと同じ、キャリア並みの通信速度が出ます。

現在の格安SIMの中では、UQモバイルとワイモバイルがトップクラスに速度が速く、この2社を凌駕する格安SIMはありません。

UQモバイルVSドコモ系格安SIMはなぜ安くできる?

ドコモ系格安SIMの各業者は自分では設備を持たず、ドコモから一部だけ借りています。

そのため速度は大手キャリアには劣りますが、設備を持たない分、設備投資や人件費などが削れ、料金が下がるという仕組みです。

ドコモ系格安SIMの会社によって、借りている設備の回線容量や顧客数が変わるので格安SIMによっても差がつきます。

UQモバイルVSドコモ系格安SIMの通信速度

ドコモ系の格安SIMは歴史も長く、通信不具合もほぼ皆無で信頼できますが、回線速度っていう点ではau・SoftBank系の格安SIMに劣ります。

それはドコモ系格安SIM業者が多く、ドコモ回線を使うユーザーが多いからです。ドコモ系格安SIMは混雑時に速度が低下する特徴があります。

お昼の12時~13時、夕方の18時~19時などは高確率で遅くなります。その遅さは使い物にならないレベルです。Google検索を使っても、全く検索結果が表示されずもたつきます。

UQモバイルVSドコモ系格安SIMの通信速度が低下する時間帯

ドコモ系格安SIMはみんながスマホを使いたい時間遅くなります。

  • 通学・通勤途中でみんながスマホをいじる08:00台
  • お昼休みでみんながスマホをいじる12:00台
  • 帰宅途中でみんながスマホをいじる18:00台
  • 寝る前の時間にみんながスマホをいじる24:00頃

UQモバイルでは、これらの時間帯でも安定して速いです。一度も遅くなる時間帯が存在しません。そういう意味ではドコモ系格安SIMとは比べものにならない次元です。

UQモバイルVSドコモ系格安SIMが遅いのは利用者の増減が影響

ドコモ系格安SIMでは、MVNOがドコモから借りた回線を利用者間で分け合う仕組みとなっています。

回線を複数車線の道路、データを車と例えてみるとイメージするなら、車が多いと、道路は混雑して速度は落ち、時には渋滞で動けなくなります。車が少ないと、当然速度が上がり、進みやすくなります。

借りる回線の量は各MVNOが決めていますが、利用者の急激な増減などで、その回線の量が適切ではなくなってしまうこともあります。さながら、帰省ラッシュ時の高速道路のような状態です。

利用者増加への対策としてMVNOでは回線の増強等を検討しますが、回線の増強には一定の期間を要するので、実際に対策が実施されるまでにはどうしてもタイムラグが出てきてしまいます。

MVNOの利用者の増減や、それに伴って設備の増強等が定期的に行われているかどうかが通信速度に関わってきます。

UQモバイルVSドコモ系格安SIMによって通信速度は異なる?

MVNOによって、ドコモから借りている回線の量は異なります。一般的に、借りている回線の量が多いほど、通信速度が速くなります。

各MVNOはデータ通信時の通信速度を公表していますが、その値は理論上の最大値であって、実際の利用時に出る実効速度として保障されているわけではありません。

ドコモ系格安SIMは、「スマートフォン→基地局(キャリア)→MVNO(格安SIM事業者)→サイトやゲームのサーバー」という順で繋がります。接続するプロセスは何段階にも分かれています。

速度に影響するのが、「スマートフォン→基地局」「基地局→MVNO」の部分の2箇所が速度に影響します。

「スマートフォン→基地局」の部分に関しては、ドコモも格安SIM事業者も同じ条件です。「基地局→MVNO」の部分は、事業者ごとに持っていて、この部分をどれくらい借りているかで変化してきます。借りている容量と、利用者数の「多い」「少ない」によって混雑具合が分かれてきます。

混雑が激しいと1人あたりの通信速度が遅くなりますので、この点において通信速度の「速い」「遅い」の差が生じます。

UQモバイルVSドコモ系格安SIMが多い理由は?

ドコモが回線を貸し出してくれているのは日本政府の方針があるからです。沢山の携帯事業者が生まれることで競争がはじまり、結果として「良いサービス」「豊かなサービス」が出てくるだろうという方針があります。

国から独占的に電波を割り当てられている大手キャリアは、他の事業者から希望があれば基地局などの通信設備を貸し出さなければならないという義務があります。

3大キャリアそれぞれの事情があって、貸し出し料金が一定ではありません。格安SIMが本格化したころドコモが圧倒的に安かったという背景もあり、ドコモ系格安SIMが多いのです。

UQモバイルVSドコモ系格安SIMの中でも通信速度が速い業者がある理由

ドコモ系MVNOの中には、公式ホームページの「お知らせ」欄などで「ネットワーク増強を行った」と不定期あるいは定期的に発表しているケースがあります。

ネットワーク増強とは、回線帯域を増強し、ユーザーの混雑時などにも余裕をもたせる工事のことです。

ネットワーク増強の頻度で、通信速度改善への積極性が分かるという法則があります。mineo、OCN モバイル ONE、BIGLOBE SIMなどのMVNOなどは、公式サイト上でたびたびネットワーク増強を行うことを発表しています。

つまりこれらのドコモ系MVNOは、日頃起こりがちな通信速度低下の改善について積極的に対応しているということです。